インターネット上の掲示板やSNSでは、プロ野球の試合運営や中継に関して一部誤った認識が散見されます。ここでは代表的な誤解と現場の実情を整理します。
誤解1:「大手ネット配信に加入していれば全試合が見られる」
前述の通り、プロ野球の放映権は各主催球団に帰属しているため、単一の配信サービスですべての公式戦をカバーすることはできません。特にビジター戦における地域限定の地上波中継や特定配信プラットフォームでのみ放映されるケースがあるため、「どの球団の主催ゲームか」を事前に確認することが必須です。
誤解2:「予告先発は発表されたら絶対に登板しなければならない」
予告先発制度において、発表された投手が直前の練習やアクシデントによって登板不能となった場合、診断書の提出など所定の手続きを経て緊急交代が認められます。ただし、戦術的な理由による恣意的な変更は厳しく制限されており、NPB協約に基づいた運用がなされています。
誤解3:「サンテレビは全国どこでもネットで見られる」
サンテレビは兵庫県・大阪府を中心とする地上波独立局であり、インターネット上でのサイマル無料配信は行っていません。関西圏外のファンがサンテレビ制作の中継を視聴するには、CS放送のスカイAやGAORA、もしくは虎テレ・DAZNなどの有料配信を経由する必要があります。