こうした騒動がどのように生まれ、拡散していくのか。その流出騒動の時系列を追うと、明確な拡散パターンが浮かび上がります。
発端の多くは、匿名掲示板(5ちゃんねる等)や海外の画像掲示板に投下される匿名の書き込みです。「○○の裏垢から流出」「プライベート動画が海外サイトにある」といった根拠のない一行のテキストや、不鮮明なサムネイル画像が投下されることから始まります。
次に、まとめサイトやSNS上のいわゆる「暴露系インフルエンサー」がこの話題をピックアップし、「疑惑が浮上」「ファンの間で騒然」といったセンセーショナルな見出しで拡散します。この段階で、元々は不確かな噂に過ぎなかった情報が「既成事実」であるかのように錯覚され、X(旧Twitter)のトレンドや検索サジェストに定着していく構造です。
かつてはテキスト主体の掲示板内にとどまっていたデマが、現在ではショート動画プラットフォームやSNSのアルゴリズムに乗ることで、わずか数時間のうちに数十万件のインプレッションを獲得する規模へと膨れ上がるケースが目立ちます。