本作のラストシーンでは、物語が完結することなく、原作の第2部にあたる「アネックス1号編」への突入を強く示唆するカットが挿入されていました。配給会社や製作委員会は当初からシリーズ化を前提としており、大ヒットを足がかりに大規模な続編プロジェクトを立ち上げる青写真を描いていたのです。
しかし、興行収入7.8億円という大赤字と、世間からの激しいバッシングを受け、続編の企画は事実上完全に白紙化・中止となりました。巨額の製作費を回収できなかった映画事業において、これ以上のリスクを背負って続編を製作することは興行ビジネスとして不可能だったためです。
結果として、エンドロール後の思わせぶりな演出は回収されることのない「幻の伏線」となり、日本の実写化映画史における大きな爪痕として語り継がれることになりました。