災害時の情報インフラとして圧倒的な信頼を誇るのが 日本放送協会(NHK) だ。揺れを検知した瞬間に通常番組を中断し、画面全体を赤く染める災害報道体制へと切り替わる光景は、日本の防災文化に深く根ざしている。アナウンサーの毅然とした、しかし急を告げる呼びかけは、視聴者の危機意識を強制的に引き上げる。
さらに現代のデジタル環境においては、インターネット同時配信サービスである NHKプラス の存在感が急上昇している。停電や移動中でテレビ画面を確保できない局面でも、スマートフォン一台で地上波と同等の緊急報道を高画質・低遅延で視聴可能となった。過疎地や都市部のビル陰であっても、通信インフラが生きていれば「命を守る報道」にアクセスできる時代が到達している。