本作を手掛けたのは、数々のヒットチューンを生み出してきたプロデューサーのDJ YOSHITAKA氏だ。音楽ジャンルとしては「HARD RENAISSANCE」にカテゴライズされる。哀愁を帯びたマイナーコードのピアノフレーズと、叩きつけるようなハイスピードガバ・ハードコアビートの融合。この強烈なコントラストこそが、聴く者の感情を揺さぶる最大のフックとなっている。
プレイヤーが思わず身体を揺らし、指先を極限まで動かしたくなる衝動。楽曲中盤で訪れる静寂からのブレイクアウト、そして一気に加速するサビの展開は、まさにプレイ中のアドレナリンを限界まで引き上げる計算し尽くされた設計だ。トランスやクラシックの要素をダンサブルに再構築する彼の手腕は、のちの多くの若手サウンドクリエイターたちにも決定的な影響を与えた。