今回のブームを爆発させた起爆剤は、ショート動画プラットフォームで自然発生的に始まったあるトレンドだ。グラスに注いだドリンクにフレッシュな桃のスライスとミントを浮かべる「#桃天アレンジ」が、瞬く間に数百万回再生を記録した。
メーカー側が仕掛けた広告キャンペーンではなく、ユーザーが自発的に「自分だけの飲み方」を発信し始めたことが大きい。あるインフルエンサーが投稿した、炭酸水で割るレシピや、凍らせてシャーベットにするライフハックは、瞬く間に模倣され、全国のスーパーで桃の天然水が一時品薄になる事態を引き起こした。