10代で芸能界入りを果たした直後から、彼女の活躍は怒涛の勢いだった。バラエティ番組のひな壇で見せる物怖じしない度胸と天性の愛らしさは、瞬く間にお茶の間の定番となった。しかし、いつでも100点満点の笑顔を求められる日々の裏には、若い女性ならではの重圧や葛藤が当然あったはずだ。
「明るく元気なイメージ」を演じ続けることへの迷い。多忙を極めるスケジュールの中で、自分自身の本音を見失いそうになった瞬間もあったという。だからこそ、大人になった今見せる静かな佇まいには、激動の時代を駆け抜けてきた者だけが持つ深みが宿っている。