緑色の和柑橘といえば、すだちやかぼすの他にも「シークワーサー」や「ゆず(青ゆず)」が存在し、混乱を招く原因となっている。ここで位置づけをクリアにしておこう。
沖縄特産の「シークワーサー」は、すだちよりもさらに小さく(20〜30g程度)、独特の強いノビレチン成分とノスタルジックな柑橘臭を持つ。完熟すると黄色くなり甘味が増すのが特徴だ。一方の「青ゆず」は、秋の黄ゆずになる前の未熟果であり、ゆず特有のあの華やかで強烈な芳香が前面に出る。薬味としての主張が最も強い。
小ぶりでシャープな清涼感の「すだち」、大ぶりで果汁豊かな「かぼす」、トロピカルな野生味の「シークワーサー」、華やかな薬味の「青ゆず」。この特性の差異を頭に入れておけば、スーパーの棚の前で立ち尽くすことは二度となくなるはずだ。今夜の献立に合わせて最高の相棒を選び出し、旬の香りを食卓に呼び込んでみてはいかがだろうか。 (出典: すだち かぼす 違い(Yahoo!ニュース))