現在の外食産業は大きな変革期を迎えている。株式会社カカクコムが運営する『食べログ』や、長年業界を牽引してきた『ぐるなび』といった大手グルメプラットフォームの最新データからも、消費者の行動パターンの変化がはっきりと読み取れる。
かつてのような「大人数での二次会・三次会」中心の利用から、「質の高い一次会」「目的意識を持った個室予約」「一人客のサク飲み」へとトレンドがシフトしている。ネット予約の利便性が向上したことで、ユーザーは単に星の数だけでなく、具体的な料理の写真や個室の雰囲気、席間隔の広さまでシビアにチェックして店を選ぶようになった。こうしたデータ指向の選択が主流になる中で、個性を際立たせた実力店だけが生き残る時代へと突入している。