読める?「蜥蜴」の読み方と由来の謎!トカゲ以外の意外な呼び名も

読める?「蜥蜴」の読み方と由来の謎!トカゲ以外の意外な呼び名も

読める?「蜥蜴」の読み方と由来の謎!トカゲ以外の意外な呼び名もについての疑問解決ガイドをご紹介します。

現代の生物学的な分類において、トカゲはれっきとした爬虫類である。では、なぜ漢字では「虫偏」が使われているのだろうか。白川静が生前に遺した漢字学の知見を紐解くと、古代中国における「虫(キ)」という概念が浮かび上がる。当時の「虫」は、昆虫のみならず、蛇やカエル、トカゲなど、地面を這う小動物全般を幅広く包括する象形文字であった。

「蜥」の右側にある「析」は細かく分ける、あるいは素早く弾ける様子を意図し、「蜴」の右側にある「易」は脱皮や体色の変化、滑らかに移り変わる動きを表している。国立科学博物館の展示や研究資料をみても、爬虫類が皮膚を脱ぎ捨てて成長する姿や周囲の環境に溶け込む変色能力は、古の人々にとって神秘的な現象そのものだった。文字の形と生物の生態が見事にリンクしている事実は実に面白い。

吉田 誠
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吉田 誠

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