もっとも、世界最高の座への道は決して平坦ではない。世界ランキングトップを争うトルコやイタリアといった超強豪国もまた、進化の手を緩めていないからだ。特に試合終盤、20点を超えた局面での圧倒的な個のパワーと高さによるブレイク力は、依然として巨大な壁として立ちはだかる。
日本が真の絶対王者へと登り詰めるためのカギは、接戦時におけるサイドアウトの確実性と、ミドルブロッカー陣の更なる得点力の引き上げにある。ブレイク(自チームのサーブ時の得点)率の高さは世界トップクラスだが、追い込まれた場面での泥臭い1点をどう奪い切るか。現場では今、まさにその極限の課題に取り組んでいる。