同校がこれほどまでの注目を集める背景には、若くして校長に就任した柴山翔太氏の改革手腕がある。民間企業出身の柴山校長は、従来の暗記型・資格取得偏重の商業教育に対して「社会に出てから本当に役立つ力とは何か」という根本的な問いを投げかけた。
その成果として生まれた「ビジネス実践科」では、教科書通りの座学にとどまらない。生徒自らがマーケティング、財務、プレゼンテーション、さらにはプログラミングやSNSを活用したデジタルマーケティングまでを統合的に学ぶ。教室がそのままスタートアップ企業のオフィスのような熱気に包まれる授業内容が展開されている。
この挑戦的なカリキュラムは、福岡県教育委員会が推進する「地域に開かれた魅力ある学校づくり」のモデルケースとしても各方面から評価されており、生徒のモチベーションを高める大きな原動力となっている。