登山者にとっての韮崎は、古くから鳳凰三山や茅ヶ岳、甘利山への玄関口として知られてきた。しかし近年のアプローチスタイルは大きく変わりつつある。朝一番の特急で到着したクライマーたちが、駅前から発着する事前予約型のデマンドタクシーやEVバスを利用し、スムーズに登山口へと向かう姿が日常となった。
山小屋の事前デジタル予約システムや、駅コインロッカーのスマート化など、ストレスフリーなアウトドア体験を提供するためのインフラ整備が徹底されている。下山後に駅近くの温泉で汗を流し、地元の居酒屋で一杯傾けてから夕方の特急で都内へ戻るという日帰り・一泊スタイルの完成度は高い。