ユニセックスという言葉すら古びて聞こえるほど、現在のジュエリー市場における性別の境界線は限りなく透明に近い。とりわけ、ソリッドな直線とエレガントな交差を持つモチーフは、性別を問わず自然に馴染む懐の深さを持つ。
太めのチェインに荒削りな質感のクロスを合わせる女性もいれば、極細のゴールドチェーンに小さなパールをあしらったクロスを重ね付けする男性も珍しくない。既存の「男性らしさ」「女性らしさ」という固定観念を脱ぎ捨て、直感的にスタイルを構築するスタイルが一般的となった。ストリートでは、ストリートウェアのパーカーの上から大ぶりのクロスを覗かせるレイヤードスタイルが、2026年春の決定的なトレンドとなっている。