新大久保における韓国かき氷の人気は、もはや一過性のブームではなく通年型のカルチャーとして完全に定着しました。日本の一般的なかき氷が「純氷を削ってシロップをかける」構造であるのに対し、韓国のピンスは「牛乳、練乳、抹茶などを混ぜ合わせた特製液体をマイナス20度以下で瞬間凍結させて削り出す」製法が主流です。氷そのものに濃厚な味がついているため、最後まで水っぽくならずに完食できる点が支持されています。
現在、新大久保のピンスシーンを牽引しているのは以下の3大トレンドです。
- 極細の芸術「糸ピンス(糸かき氷)」:専用マシーンで幾重にも折り重ねるように削り出した氷。フォークとナイフで食べる斬新なスタイルと、シルクのようにほどける口溶けがSNSで爆発的な拡散力を維持しています。
- 素材特化型の「王道ヌンコッピン(雪花氷)」:生マンゴーを丸ごと使った贅沢系や、きな粉とお餅(インジョルミ)をふんだんに盛り付けた伝統派。粒度の細かいサラサラ氷とトッピングの食感のコントラストが特徴です。
- 深夜営業と連動した「夜カフェピンス」:サムギョプサルや韓国チキンなどのディナーを楽しんだ後、口直しとしてピンスを求める層に向け、22:00〜23:00頃まで営業するカフェが増加しています。