人気アーティストが突如として長年所属したレーベルを離れたり、自ら会社を設立したりするニュースを目にすることがあります。レーベル移籍の理由には、クリエイティブ面とビジネス面の両方に明確な背景が存在します。
主な移籍理由としては、担当A&Rとの方向性の不一致、海外展開に強いグローバルレーベルへのステップアップ、あるいは原盤権の買い戻しや分配条件の再交渉が挙げられます。実績を積み上げたアーティストほど、より有利な条件や自由な活動環境を求めて移籍を決断します。
さらに、近年急速に増えているのが自主レーベル立ち上げ方法を選択するアーティストです。以前のように全国のCDショップに流通網を持たなくても、ディストリビューションサービス(TuneCore JapanやDistroKidなど)を利用すれば、個人でも世界中のApple MusicやSpotifyへ即座に楽曲を配信できます。
制作費を自己負担する必要はあるものの、原盤権を100%自身で保持し、配信収益の大部分をダイレクトに受け取れるメリットは絶大であり、インディペンデントで活動しながら億単位のストリーミング再生を叩き出すアーティストが日常的に生まれています。