小さな子どもの場合、大人よりも体温調節機能が未発達なため、外気温や少しの興奮で37度台後半まで体温が上がることが珍しくありません。小児科の臨床現場では、体温計の数値以上に以下の3大チェックポイントが重視されます。
① 食欲と水分摂取:水分をしっかり飲めており、食事やおやつを口にできているか。
② 機嫌と活気:ぐずり続けたり、ぐったりして視線が合わなかったりしないか。
③ 睡眠状態:呼吸が苦しそうではなく、夜間にしっかり眠れているか。
熱が37.5度前後であっても、機嫌よく遊んでいて水分が取れているなら、ぬるめのシャワーでオムツかぶれや汗を流してあげると不快感が取れて睡眠の質が上がります。
逆に、平熱近くまで下がっていても「ぐったりして起き上がれない」「水分を一口も受け付けない」という場合は、決して入浴させてはいけません。温かいタオルで首筋、脇の下、背中などを優しく拭いてあげる「清拭(せいしき)」で対処しましょう。