数多の強敵が登場するアンパンマンワールドにおいて、アンパンマン最強キャラの筆頭として語り継がれているのが、映画『それいけ! アンパンマン だだんだんとふたごの星』(2009年公開)に登場したデビルスターです。
デビルスターの恐ろしさは、他の悪役のような「悪戯」や「世界征服」といった世俗的な動機を一切持たない点にあります。宇宙空間から飛来する巨大な黒い星そのものであり、放たれる黒い雷光を浴びたものは、生命体であろうと大地であろうと即座に黒い石へと変貌します。
劇中では、アンパンマンワールドの広大な大地が次々と石化し、普段は無敵のタフネスを誇るアンパンマン自身も顔を石に変えられ、完全に行動不能へと追い込まれました。対話を一切拒絶する純粋な破壊衝動と天体規模の質量は、まさに劇場版ボス最強の呼び名にふさわしい圧倒的絶望感を放っています。