劇場版の制作発表当初、ファンが最も楽しみにしていた要素の一つが、テレビシリーズから引き続き薬売り役を務める櫻井孝宏の熱演でした。独特の艶やかさと冷静さを併せ持つ薬売りの声は、作品のアイコンそのものであり、代えがたい存在と見なされていたためです。
しかし、2026年秋に週刊誌報道によって櫻井氏の一連の私生活における不祥事が明るみに出ると、状況は一変しました。ファンの間では「作品と声優個人の問題は切り離すべき」という声と、「作品の世界観を壊されたくない」という声が激しく衝突。SNSを中心にモノノ怪の映画化を巡る炎上騒動へと発展しました。
事態を重く見たツインエンジンおよび制作委員会は2026年2月、薬売り役・櫻井孝宏の降板と2026年予定だった劇場公開の延期を正式に発表しました。この決定は、15年以上作品を愛し続けてきたファンに大きな衝撃を与え、ネット上では制作側の姿勢に対する賛否両論が吹き荒れる結果となったのです。