このトレンドを無視できないのは個人クリエイターだけではない。大手アパレルブランドや飲料メーカーも、こぞって公式アカウントでこの手法を取り入れ始めている。若年層へのリーチを狙うには、彼らの文脈に合わせる必要があるからだ。
しかし、安易な流行への便乗にはリスクも伴う。ブランドの持つ高級感や信頼性が、奇抜なアングルやチープな演出によって損なわれる可能性があるからだ。ある高級コスメブランドが試みた逆さ動画は、「ブランドの品格が落ちた」「見づらいだけ」といった批判を浴び、炎上寸前にまで追い込まれた。トレンドの文脈を理解せずに手法だけを真似ることの危険性を示している。