外野方向に視線を向けると、遮るもののない広大な多摩川の空が広がっている。古市場公園野球場は両翼や中堅の距離が十分に確保されており、本格的な硬式・軟式野球やソフトボールの大会にも対応可能なクオリティを備える。
ただし、河川敷グラウンド特有の課題として「風」がある。午後になると川下から吹き抜ける浜風のような強風がフライの軌道を大きく変えることが珍しくない。地元の草野球チームのベテラン選手は「ここでは打球の伸びを過信せず、風上と風下を意識した外野守備の位置取りが勝敗を分ける」と微笑みながら語ってくれた。