連載開始当初、飛影は自らの野望のために「邪眼」を移植した盗賊として登場した。しかし、妖怪としての本来の素性を隠し、妹である雪菜を探す旅を続ける中で、彼の戦い方は凄絶な進化を遂げていく。飛影の戦闘スタイルは、圧倒的なスピードを活かした剣術と、魔界の黒炎を召喚する妖術のハイブリッドだ。
俊敏な身のこなしから繰り出される剣技は、相手が刀を抜いたことすら認識できないほどの神速を誇る。暗黒武術会編以降、彼は自身の肉体を媒介に魔界の炎を降臨させる危険な術の体系「邪王炎殺拳」を完成させた。技を使うたびに己の腕を焼き尽くしかねない諸刃の剣。このリスクと圧倒的破壊力の表裏一体こそが、読者を魅了してやまない最大の要素と言える。