今年の気象データと現地取材に基づく開花予想によると、見頃は4月上旬から中旬にかけてと見込まれている。京都市内や大阪市内の桜が散り始めるタイミングで満開を迎えるため、関西の「お花見シーズンのフィナーレ」を飾る存在だ。
琵琶湖から吹き抜ける冷涼な風の影響を受け、開花時期が周囲よりやや遅れるのが特徴である。水面に垂れ下がるように咲く薄ピンクのソメイヨシノと、青く澄み渡る湖水との対比は息をのむほど美しい。満開時はもちろんのこと、風に舞った花弁が水面を覆う「花筏(はないかだ)」の時期まで長く楽しめるのも大きな魅力と言える。