大相撲の本場所において、取組前に呼び出しが掲げて土俵を一周する日本相撲協会の懸賞幕。その中でもひときわ異彩を放ち、観客の視線を集め続けるのが永谷園の懸賞旗です。結びの一番や注目の好取組になると、緑・黄・赤・黒の「お茶づけ海苔」定式幕カラーを皮切りに、「さけ茶づけ」「松茸の味お吸いもの」「あさげ」「ゆうげ」と、同社の主力商品が連なるように何本も土俵を巡ります。
1つの取組に同一企業がこれほど連続して懸賞旗を出す光景は、大相撲の長い歴史の中でも極めて異例です。館内アナウンスで「味ひとすじ、お茶づけ海苔の永谷園」と立て続けに読み上げられるリズムは、会場を大いに盛り上げる名物演出となっています。お茶の間のテレビ中継でも鮮烈な印象を残し、視聴者に「相撲といえば永谷園」という強烈なブランドイメージを刷り込んできました。