女優・ともさかりえさんの顎の病気や歪みの噂は本当なのか――その結論を明確に言えば、「骨の病気ではなく、心身の過酷なストレスから派生した複数の不調が引き起こした骨格と筋肉の変形」というのが揺るぎない事実です。
ともさかりえさんは12歳で芸能界入りし、1995年に放送された大ヒットドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)でヒロイン・七瀬美雪役を好演。爆発的なブレイクを果たしました。しかし、その輝かしい表舞台の裏で、トップアイドルグループの相手役を務めたことに対する一部ファンからの過激な誹謗中傷や、多忙を極める過酷なスケジュールに直面します。
感受性の強い10代半ばの少女にとって、その重圧は限界を遥かに超えていました。本人が後に開設した公式ブログ『やまとなでしこ“ドロン”日記』などで詳細に語ったところによると、16〜17歳の時期に激しい拒食症(摂食障害)を発症。急激な痩せすぎとともに、日常的な嘔吐を繰り返す生活に陥りました。
胃酸の逆流によって歯のエナメル質が溶け出し、右奥歯を中心に重度の虫歯が多発。激痛から逃れるために左側の歯だけで食べ物を噛み続ける「片側咀嚼(へんそくそしゃく)」が無意識の習慣となり、年月をかけて咀嚼筋の左右差と下顎骨の偏位が進行していったのです。