発端は、政府の関係閣僚会議からリークされた一枚の資料だった。そこには、従来のマイナンバーカードや二要素認証を超える、次世代の分散型ID認証プロトコルの規格番号としてこの数字が記されていた。これまでの複雑なパスワード管理から解放されるという触れ込みだが、実態はまだ謎に包まれている部分が多い。
スマートフォンの生体認証とブロックチェーン技術を組み合わせたこのシステムは、ハッキングの可能性を限りなくゼロに近づけると喧伝されている。しかし、技術的な詳細が一般に開示されるにつれ、その難解さに頭を抱えるユーザーが続出しているのが現状だ。