Q1:一般の人がダイエット目的で水抜きをするのは効果がありますか?
A1:全くおすすめできません。水抜きで減るのは体脂肪ではなく「体内の水分」だけです。水分を摂れば一瞬で元に戻る上、激しい脱水症状や熱中症、心臓への強い負荷など健康を著しく損なう危険性しかありません。
Q2:水抜きで実際に落とせる体重は何キロくらいが限界ですか?
A2:体格や筋肉量に大きく依存しますが、一般的には自重の5%(60kgの選手なら約3kg)前後が安全の限界ラインとされます。中・重量級の選手では5〜8kg以上落とす事例もありますが、生命に関わる極めて危険な領域です。
Q3:前日計量と当日計量では水抜きにどんな違いが出ますか?
A3:前日計量は試合まで24時間以上の回復時間があるため大幅な水抜きが行われやすい傾向があります。一方、当日計量では回復時間が数時間しかないため、過度な水抜きを行うと脱水状態のまま戦うことになり、大敗や重篤な事故に直結するため水抜き幅は大幅に制限されます。
Q4:水抜き後の計量直後に一気に水分をがぶ飲みしてはいけないのはなぜですか?
A4:極度の脱水状態にある身体に真水を急激に流し込むと、血液中のナトリウム濃度が急低下して「低ナトリウム血症(水中毒)」を引き起こし、嘔吐、意識障害、最悪の場合は昏睡に陥る危険があるためです。