かつて「大人が穿くにはハードルが高い」と敬遠されがちだったショート丈ボトムスだが、今季の流行はこれまでと明確に一線を画している。ポイントは丈感とシルエットだ。太ももを過剰に露出しない膝上5〜10cmの絶妙なレングスや、タックを深めに入れたAラインの仕立てが主流となっている。
生地の質感も格段に進化を遂げた。ハリ感のある高品質コットンやリネン混紡、シックな落ち感を演出するウールギャバジンなどが選ばれ、脚のラインを拾いにくい立体裁断が施されている。肌を見せる面積が増える分、トップスの露出を抑えたり仕立ての良いジャケットを羽織ることで、視線のバランスを巧みに計算するコーディネートが大人世代から絶大な支持を集めているのだ。