彼女の政治的才能が最も顕著に表れたのは、主人公・猫猫(マオマオ)との出会いと、その後の起用方法である。単なる下男として埋もれていた猫猫の尋常ならざる薬草の知識と鋭い観察眼。それにいち早く気づき、我が子の命を救う侍女として翡翠宮に引き入れた決断は、彼女の運命を大きく変えた。
優秀な人材を見抜き、適材適所で能力を発揮させ、相応の報いを与える。これは優れた指導者に不可欠な資質にほかならない。猫猫に対する全幅の信頼と、行き過ぎない距離感の保ち方は、上司と部下の関係性としても非常に今日的であり、視聴者が彼女に惹かれる大きな要素となっている。