発掘調査のアルバイトは、一般的な大手アルバイト求人サイト(バイトル、タウンワーク、Indeedなど)で検索しても、ほとんどヒットしません。なぜなら、公的機関が発注する案件が多いため、民間求人サイトへの高額な広告掲載費をかけず、独自の公的ルートでひっそりと募集されるからです。
本気で求人を探すなら、以下の3つのルートを定期的に巡回することが鉄則です。
① 各都道府県・市区町村の「埋蔵文化財センター」公式ウェブサイト
最も王道であり、採用後の待遇が安定しているのが、地方自治体が管轄する公益財団法人「埋蔵文化財調査センター」の採用ページです。「新着情報」「採用情報」「会計年度任用職員募集」などのタブに、ひっそりと「発掘調査作業員募集」のPDFがアップロードされます。雇用期間は2カ月〜半年程度の期間限定であることが多いですが、自治体の規定に沿った福利厚生(労災保険、有給休暇、交通費実費支給など)が手厚く保障されます。
② 地方自治体・教育委員会の「広報紙」と「ハローワーク」
地域密着の現場作業員を確保するため、市役所や町村役場が発行する「市報」「町報」の市民向け募集欄に掲載されるケースが多々あります。また、最寄りのハローワークには「発掘作業員」や「埋蔵文化財整理員」という職種コードで求人票が直接提出されています。管轄窓口で「発掘調査の求人は出ていないか」と直接問い合わせることで、ネット非公開の地元案件に出合える確率が一気に高まります。
③ 考古学専門の民間調査会社・土木コンサルタント会社
近年は自治体からの委託を受けて発掘調査を代行する民間企業(埋蔵文化財調査専門会社)が増えています。こうした企業の自社サイトや、登録制の派遣会社(土木技術系・測量系の派遣)に登録しておくことで、大規模開発現場の調査要員として召集がかかるルートが存在します。
求人が最も活発化する「狙い目のシーズン」は、年度初めの4月〜5月と、公共事業や道路工事が本格化する秋口(9月〜10月)です。特に秋採用は翌年3月末までの工期に合わせた長期募集が出やすいため、定常的な収入を確保したい人には絶好のタイミングです。