ファッション発信の主戦場であるInstagramやWEARを見渡すと、日本のファッショニスタたちが実践する独自の解が見えてくる。原宿や渋谷の若者たちは、単に海外セレブの模倣にとどまらず、ドメスティックブランドのオーバーサイズトップスと組み合わせた「抜け感」を重視している。
投稿で支持を集めるスナップの共通項は、髪型との連動だ。浅めにかぶって前髪を少しのぞかせるスタイルや、逆に後ろかぶりで首元のラインを強調するテクニックが目立つ。SNS時代におけるトラッカーキャップは、顔まわりのフレーム(額縁)として機能しているのだ。