介護レクリエーションの準備時間は限られている。現場スタッフが手際よく進行でき、利用者が達成感を味わえる「門松・鏡餅クラフト」の具体的な手順を解説しよう。
鏡餅クラフトでは、サイズの異なる紙皿を2枚重ねる手法が手軽で美しい。大きい紙皿の上にひと回り小さな紙皿を貼り、頂点には橙(だいだい)に見立てたオレンジ色の折り紙を飾る。周囲に赤白の水引や千代紙を沿えれば、本格的なお正月飾りの完成だ。使う道具はハサミと糊だけであり、怪我のリスクを最小限に抑えられる。
一方の門松クラフトは、トイレットペーパーの芯や緑色の画用紙を上手に活用する。画用紙を筒状に巻いて竹に見立て、斜めにカットして配置。裏面に薄い段ボールを挟んで奥行きを出すと、まるで店頭に並ぶような立体感が生まれる。「本物みたいだね」と利用者が笑顔をみせる瞬間こそ、手作りレクリエーションの真骨頂と言える。