甲子園のトーナメント戦において、隠れた決定打となるのが「日程」だ。雨天順延の可能性や休養日の配置、そして1週間500球という投球数制限ルールは、監督たちの采配を激しく揺さぶる。トーナメント表の山を精査すると、3回戦から準々決勝にかけて連戦を強いられるブロックが存在する。
エース一人に依存する一本柱のチームは、投球数制限の壁に直面して苦境に立たされる恐れがある。逆に、2番手・3番手投手を計画的に起用できるチームは、大会終盤にかけて圧倒的な優位性を保てるはずだ。ベンチワークと投手起用のプランニングこそが、栄冠への隠れたカギを握る。