海洋生態系の保護は、もはや一企業のCSR活動にとどまらず、寿司チェーンが生き残るための必須条件となった。主要なネタの調達ルートを従来の海洋漁獲から、環境負荷の少ない完全循環型のアクアカルチャー(陸上養殖)へとシフトを進めている。
微生物やセンサー技術を活用して水質を管理された陸上プラントで育った魚は、寄生虫のリスクがなく、抗生物質にも頼らない。ブロックチェーン技術で管理されたトレーサビリティにより、利用客はスマホをかざすだけで、稚魚の段階から店舗に届くまでのプロセスを確認できる。食の安全と透明性を徹底的に突き詰める姿勢が、若い世代やファミリー層の強い信頼を勝ち取っている。