全国で広がる地銀同士の統合や持ち株会社化の波の中で、同行がどのような立ち位置を取るのかは業界内でも常に議論の的だ。特定の大手金融グループの傘下に収まるのではなく、非銀行系金融機関とのアライアンスを軸とした独自の立ち位置を堅持する姿勢を見せている。
だが、フィンテック企業やネット証券との更なる資本提携、あるいは地域を超えた事業譲渡やM&Aを主導するシナリオも現実味を帯びている。豊富な資本余力と高いデジタル親和性を武器に、再編を「仕掛けられる側」ではなく「仕掛ける側」として立ち回るポテンシャルを秘めている。