空港内で欠航のアナウンスが流れた直後、グランドスタッフが待つ手続きカウンターには数十人から数百人の乗客が押し寄せる。しかし、その列に並ぶ行為こそが最大のアドバンテージを放擲することに他ならない。
カウンターで1人が手続きを完了するまでに数分を要する間、アプリやWebサイト上の自動振替システムでは一秒ごとに空席が埋まっていく。欠航が正式発表された時点で、乗客にはオンライン上での自己操作権限が付与される。混雑する電話窓口や対面カウンターを避け、即座にスマートフォンから自力で振替便を指定する手腕が求められる。