菅生新樹が選択したのは、芸能活動とは一見無縁に思える法学部だった。六法全書と向き合い、論理的思考を叩き込まれる日々。しかし、この一見ドライな学問こそが、彼の役作りのアプローチに大きな影響を与えている。役の背景にある動機を論理的に分析し、キャラクターの行動原理を組み立てる作業は、法学で培ったロジカルシンキングそのものだ。
大学の同級生たちは口を揃えて「彼はとにかく真面目だった」と語る。授業をサボることもなく、レポートの提出期限も厳守。華やかな芸能界の裏側で、地道な努力を積み重ねる姿勢は、この大学時代の厳格な学びの環境で培われたのだろう。