この9年間で、日本のインターネット社会や視聴者の意識も大きく変化した。かつては「特定の宗教を信じている」というだけで、タレントの全人格を否定するかのようなバッシングが横行していた。しかし、多様性や個人の信教の自由に対する理解が進んだ現在、過度なバッシングはむしろ「プライバシーの侵害」として批判の対象になりやすい。
もちろん、反社会的な活動を行う団体であれば話は別だ。しかし、個人の静かな信仰心に対して、外野がとやかく言うべきではないという風潮が、特に若い世代の間で定着しつつある。この社会全体の価値観のシフトも、彼女のキャリアを後押しした要因の一つだろう。