多くの名作漫画において、物語の評価を揺るぎないものにする「ターニングポイント」が存在する。『ガッシュ2』において、それがまさに第5話だった。主人公ガッシュと清麿の復活劇という序盤のクライマックスを経て、次なる仲間たちの現状へと視点を広げたこの回は、続編としての完成度を決定づける試金石となった。
過去の栄光に甘んじることなく、過酷な現実の中でキャラクターたちがどのように成長しているのかを容赦なく提示したことで、作品のリアリティとドラマ性が一段上の次元へと引き上げられた。往年のファンだけでなく、新たに本作に触れた層をも引き込む力強さがここにあった。