ひとつの決定的な転機が訪れたのは2016年2月のことだ。本格的なお笑いコンビ「サンプラザ」(のちにd-ボタン)を結成し、プロの芸人として歩み出そうとしていた三中に対し、番組は生放送での「プロ再オーディション」を突きつけた。視聴者の投票によって、番組に残れるかどうかがその場で決まるという試みだ。
結果は残酷だった。残留反対票が上回り、彼はその場で「めちゃイケ降板」を余儀なくされる。かつて彼をトップスターへと押し上げた国民投票が、今度は彼を画面の向こう側へと突き放した瞬間だった。演出とリアルの境界線が溶け落ちたこの生放送は、平成テレビバラエティ史に残る屈指のショッキングな場面として今も語り継がれている。