ゆうちょ銀行では、硬貨の取り扱いに関して「窓口」と「ATM」で全く異なる手数料体系を採用しています。知らずに窓口へ持ち込むと、預け入れた額よりも手数料が高くなる事態になりかねません。まずは現行の基本ルールを正確に把握しておく必要があります。
郵便局の窓口で硬貨を入金する場合、1回の手続きにつき50枚までは無料です。しかし、51枚以上になると以下の「硬貨取扱手数料」が発生します。
- 1枚〜50枚:無料
- 51枚〜100枚:550円(税込)
- 101枚〜500枚:825円(税込)
- 501枚〜1,000枚:1,100円(税込)
- 1,001枚以上:500枚ごとに550円加算
窓口では、たとえ1円玉を51枚入金しただけでも550円の手数料が差し引かれます。つまり、窓口に51円分の硬貨を持ち込むと、手元に残るどころか499円のマイナスが生じる計算になります。窓口での枚数カウントは自動計算機で行われますが、受付時に伝票へ記入した枚数ではなく「機械で実際に計数した枚数」が基準となる点にも注意が必要です。
一方、ATMでの硬貨預け入れは、2026年の料金改定以降、1回につき最大100枚まで手数料無料で利用できるようになりました。かつて導入されていたATM硬貨加算料金が撤廃されたため、日常的な小銭預け入れにおいてはATMの利便性が大幅に向上しています。ただし、ATMで硬貨を取り扱えるのは平日の7:00〜18:00および土曜日の9:00〜17:00に限られており、日曜日・休日や深夜・早朝の取り扱いは不可となっています。