目を海外に向けると、二大政党制の硬直化を打ち破るシンボルとして「パープル(紫)」や「ピンク」が脚光を浴びるケースが増えている。アメリカでは、赤(共和党)と青(民主党)を混ぜ合わせたパープルが「分断を修復する中道派」の象徴として好んで使われるようになった。
また、従来の政治色になかったピンクやブライトティール(青緑)は、多様性やジェンダー平等を掲げる新世代の政治家たちの旗印となっている。色そのものが政策ステートメントであり、言葉を介さずにイデオロギーを表明するグローバルな共通言語と化しているのだ。