世界遺産の自然を守りながら、最高峰の快適さを提供する。2026年の知床では、この二律背反に見える価値をみごとに両立させた「エコラグジュアリー」を掲げる施設が増加した。
地熱エネルギーを利用した館内空調や床暖房、プラスチック製品の全廃はもちろんのこと、アメニティには地元産のオーガニック素材を採用。さらに、宿泊料金の一部が知床の森林保全やヒグマとの共生活動に寄付される取り組みも一般的になりつつある。環境への配慮を感じつつ、上質なファシリティと行き届いたおもてなしに身を委ねる滞在スタイルは、知的な旅人たちから熱い支持を集めている。