だが、世の中に本当の意味での「フリーランチ(無料の昼食)」は存在しない。なぜこれほどまでに手厚いサービスが無料で提供されるのか。その裏には、緻密なビジネスモデルと、それに伴うリスクが隠されている。
多くの場合、これらのプロジェクトは企業のCSR(社会的責任)活動や、将来の顧客獲得に向けたマーケティング活動の一環として運営されている。無料アプリの利用と引き換えに、ユーザーの行動データや興味関心が収集され、パーソナライズされた広告やサービス開発に利用されるケースも少なくない。まだプライバシーに対する意識が未発達な未成年者が、知らず知らずのうちに自身のデータを差し出している現状には、専門家からも警鐘が鳴らされている。利用規約の簡素化や、保護者を含めたデジタルリテラシーの向上が急務だ。