美容クリニックの広告合戦は激化の一途をたどっています。インフルエンサーを使った派手なキャンペーンや、「モニター価格」と称した格安の提案に目を奪われがちですが、ここには大きな罠が潜んでいます。フェイスリフトは解剖学的な深い知識と、豊富な執刀経験が必要とされる難易度の高い手術です。しかし、実際には他科から転科してきたばかりの経験の浅い医師が執刀しているケースが少なくありません。
大手クリニックの名前や、SNSでのフォロワー数だけで医師の実力を測ることは不可能です。症例写真の多くは光の加減や角度、さらには画像処理ソフトで加工されているのが当たり前だからです。誇大広告に惑わされず、医師の経歴や日本美容外科学会(JSAPS)などの専門医資格の有無を厳しくチェックする姿勢が求められます。