真面目で責任感が強い人ほど、実は早期離職に陥りやすい傾向があります。現場の取材から浮かび上がる仕事が続かない人の特徴には、共通した思考パターンが見られます。
代表的なのが「100点満点以外はすべて失敗」と捉えてしまう完璧主義です。ミスを過剰に恐れ、周囲に助けを求められないままタスクを抱え込み、ある日突然キャパシティを超えて出社できなくなります。また、他人の感情やオフィスの空気を敏感に察知しすぎて気疲れを溜め込む「過剰適応」も典型例です。
そして、仕事が続かない決定的な理由は、「違和感の放置」と「短期的な逃避」が結びついている点にあります。入社当初に感じた小さな疑問やストレスを言語化して対処できず、限界に達した段階で「辞める」という極端な選択肢しか残らなくなってしまうのです。問題を切り分けて段階的に解決する経験が不足していると、退職だけが唯一のストレス解消手段になってしまいます。