次にこの栄誉を手にするのは誰なのか。世論の関心は常にそこにある。世界を席巻し続けるトップアスリートから、文化芸術の分野で世界に日本の存在感を示したクリエイターまで、候補者の噂は絶えない。特にグローバルな舞台で前人未到の領域に達した若き才能たちへの期待は高まる一方だ。
だが、選考基準は依然として曖昧であり、そこがこの賞の面白さでもあり、議論の的でもある。世論の後押しが決定打となることもあれば、本人の固辞によって幻に終わることもある。次に名前が刻まれる人物は、私たちがどのような未来を夢見ているかを映し出す鏡になるだろう。