今年の映画興行収入を左右する最大の決戦が始まった。国内興行の絶対的王者である東宝と、ハリウッドの巨頭ワーナー・ブラザース。この2大メガパブリッシャーが繰り出すラインナップの激突に、映画産業全体が息をのんでいる。
東宝は邦画の圧倒的な強みを活かし、大型連休から夏休み興収を総なめにする構えだ。対するワーナー・ブラザースも、海外での爆発的ヒットを背景に、圧倒的なスケールの洋画大作を日本市場へ投入する。興行関係者の間では「週末の興収チャートがこれほど読めない年は珍しい」と激震が走る。まさに映画館という戦場で、数千億円規模の市場が動こうとしている。