これまで千葉・茨城・埼玉の県境エリアに住むコストコ会員は、埼玉の新三郷店、千葉の印西倉庫店、あるいは茨城のつくば倉庫店へと分散していた。そこへ登場した新たな拠点は、この広域集客マップを根本から書き換えた。
「以前は新三郷まで1時間以上かけて通っていたが、今は30分もかからない」と語る柏市内の主婦(40代)の表情は明るい。既存店舗の混雑緩和というメリットがある一方で、店舗間の客の奪い合いも密かに始まっている。特に平日の集客をめぐり、各店舗が独自の商品ラインナップや地域限定クーポンで差別化を図る動きが顕著だ。