酒の質を極限まで保つための設備投資も、現代の酒販売には欠かせない。木造の伝統的な建築美を保ちながらも、バックヤードには最新の温湿度制御システムとマイナス5度に保たれた精密セラーが備わっている。火入れ(加熱殺菌)を一切行わないデリケートな生酒や、長期熟成を前提としたヴィンテージSAKEが、蔵出し直後と変わらぬ状態で保管される。
ボトルごとに付けられたスマートタグにより、醸造日、輸送ルート、セラー内での保管温度の履歴がすべてデータ化されている。一口含んだ瞬間に広がるフレッシュなガス感や、複層的な酸味。徹底したテクノロジーの裏打ちがあってこそ、造り手の意図した完璧な状態での提供が可能になる。